代表理事紹介

ご挨拶

 政治と企業経営をめぐるリーダーシップの根本は、共通する部分が多いと思われます。これからリーダーに求められるのは、世界情勢を的確に理解する力や、歴史認識に基づいて国家や企業のビジョンを描く構想力、そして優秀な人材を集めて使いこなす能力です。また尊敬されるだけでなく、恐れられる面もないといけません。

 長い目で見て、リーダーを育てるには、リーダー教育を本格的にやらなければなりません。戦前の旧制中学などでは、全寮制生活を通じて学生同士が勉強以外でも切磋琢磨していました。またアメリカでは普通に行われているディベートを通じ、その技術も磨かれましたが、日本にはそのような場がありません。

 日本は「結果平等」を求めすぎるところがあります。以前聞いた話しですが、運動会でみんなが手をつないでゴールをする、これは悪い平等主義だと思います。機会の平等は保証されるべきですが、現実は不平等な結果がほとんどではないでしょうか。一度出た結果が、次の機会の不平等につながらないような安全網を作ることがリーダーの仕事だと思います。

 能力に応じて結果を出し、選ばれた人材には徹底した競争をさせる場を設けることが必要です。日本のような年功序列の考え方は、グローバルの大競争時代にはそぐいません。人財育成も重要な企業戦略です。これは教育機関だけでなく、家庭、地域社会、企業の問題でもあります。

 マネーゲームが横行し、もはや資本主義の役割は終わってしまったと言ってよいと思われます。古い資本主義社会は、『奪うことによって豊かになろうとする経済システム』でした。新しいポスト資本主義社会は、『貢献することによって豊かになる経済システム』にあります。今後、企業の成功の鍵は、 貢献することの重要さが分かり実践できる人材です。JBSでは、企業が真に必要とするリーダーの育成を柱に、世の中に貢献の輪を広げていく所存であります。

代表理事  森谷 雅人



プロフィール

森谷 雅人 (もりや まさひと)

 1962年神奈川県生まれ。1985年日本大学法学部卒業。その後、不動産会社に就職する。

 当初1年間は、実績が出ない苦しみ、指導育成ができない悔しさを人一倍味わう日々を過ごす。

 しかしながら、幸運なことに、世界一のトップセールスマンからの直接指導を受ける機会に恵まれ、半年後には営業管理職として業界トップクラスの成績を残す。その経験を通じ、人の人生を一変し得る「指導育成」というものに生涯を捧げようと決意を固める。

 1990年、40年間の歴史がある老舗ビジネススクールに入社。当初、毎月30名前後の参加者しかいなかった同校を、口コミ中心に毎月200名前後の受講者が集まる日本有数のビジネススクールに育て上げる。現在までの研修受講者は6万名、利用企業2,000社を超える。その実績が認められ、同社の代表取締役専務として活躍する。

 2011年1月、中小企業活性化の支援を目的とする「一般社団法人ジャパンビジネスソリューション」を設立し、代表理事を務める。20年間の実践指導を活かした「リーダーシップ研修」と、絆のあるコミュニティーの中でビジネスを活性化していく「異業種交流塾」の運営に全力を注いでいる。

 代表的な著書に「メッセージ」(経済界発行)がある。